ピアノ協奏曲第五番「皇帝」

この曲のタイトルもベートーヴェンがつけたわけではないん
ですね。ではなんで皇帝なのか。なんとなく、それっぽいから
というのが真実のようで...

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皇帝と英雄を混同してる人も結構いますね。
皇帝はピアノコンチェルトで、英雄は交響曲ですから。

さて、いきなりピアノの独奏です。
華々しく、威厳のある音が奏でられ、皇帝の名にふさわしい
導入となっています。
このフレーズは誰でも知ってるでしょう。

ドーレドシドレミードーラーソーソドーレドシドレミードーラーソ...

(こんなんじゃ解らないですよね。)

この曲は、フランスとオーストリアが戦争をしていた頃で、ナポレオン
によるウィーン侵攻の時に書かれたものだそうです。

ベートーヴェンは戦争に巻き込まれ、耳が不自由ながらも
こんな凄い協奏曲をよくぞ残したものだとつくづく感心します。

ベートーヴェン自身優れたピアニストでしたが、彼の時代と
今とでは、ピアノの音が全く違います。
今のようなタッチによっていろんな音が出せるピアノを見たら
ベートーヴェンはなんて言うでしょう。

ですから、私たちが耳にするベートーヴェンのピアノ曲は、
ベートーヴェン自身が耳にすることの出来なかった洗練された
音によるものなんですが、少しも違和感がありませんね。
彼は予感していたのかも知れません。不自由な耳がむしろ
幸いして、進化したピアノの音色を心で聞いていたかも知れ
ませんよね。

そして第三楽章。
実は三拍子だと思っていました。本当は8分の6拍子です。
三拍子と六拍子の違いなんて、素人の私には解りません。
でも、リズミカルにぐんぐん邁進していく音楽は、人を
一種の興奮状態にする力があります。

ベートーヴェンらしい曲と言えるでしょう。

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