アシュケナージと文学

コンサートへ行く自由はあったようですね。
でも、多分ロシア物が殆どだったでしょう。
では、本は?

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アシュケナージは子供の頃本好きだったと言っています。
三銃士の冒険なんて読んでいたようです。本は特に体制に
影響が無ければ海外の作品もなんとか読むことが出来た
ようですね。

彼らロシア人は、完全に隔絶された社会にいたわけでは
なく、意外にも外国の歴史や文学に造詣が深いんです。
実は、ショスタコーヴィチの作品に「日本の皇子による
辞世の句」からインスピレーションを得て作られた曲が
あるんです。タイトルは「日本の詩による6つの歌曲」で、
私の手元にあるCDには、第2曲「辞世」があります。
これは、大津皇子(天武天皇の皇子であり、天智天皇の娘
である持統女帝の甥にあたる皇子)の辞世の句を音楽にした
ものです。

   ももづたふ 磐余の池に鳴くかもを 
             今日のみ見てや 雲隠りなむ

信じられますか? こんな日本人でも知らないかも知れない
古代の皇子の辞世の句を、ロシア人が知ってるなんてこと
だけでも吃驚ですよね。

こちらのサイト↓に、その詩が載せられています。

http://homepage2.nifty.com/182494/LiederhausUmegaoka/songs/S/Shostakovich/S1067.htm

ただし、詩人が誰とも説明がないので解りにくいんですが、
2曲目は「磐余(いわれ)の池に」と「再び鴨の鳴き声が響
こうとももはや私は聞くことはないのだ」から、大津皇子の
辞世の句だということがかろうじて解ったんんです。
ただ、この6つの曲の内少なくとも1曲は、インドの詩人
タゴールのものらしいということが解っています。
まぁ、インドも日本も一緒なんでしょうねぇ。
吃驚した後の苦笑いですね。

廃盤になっているようで、CDはAmazonで\9,800で出品されて
います。後はレンタルショップか中古CD屋さんで購入するしか
なさそうです。↓Aamazonのサイトはこちら。

http://www.amazon.co.jp/%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%81%E3%83%BB%E3%83%99%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%BB%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3/dp/B000UVFRUM%3FSubscriptionId%3D1WWE024D0624S1T1KG82%26tag%3Doriconstyle07-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3DB000UVFRUM

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